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ヒグマの恐怖を実感! 「三毛別ヒグマ事件復元現地」を訪問【動画あり】

北海道満喫日記 苫前

北海道苫前町「三毛別ヒグマ事件復元現地」より

2014年4月に、苫前とままえの「三毛別さんけべつヒグマ事件復元現地」という場所を訪問してきました。

「三毛別ヒグマ事件復元現地」は苫前町が管理する施設なのですが、普通の観光客にはいろんな意味でお勧めし難いスポットです。
(どうしてお勧めできないのかはこの記事の後半でご説明します)

ですが、道内のマニアックなスポットを狙って行くディープな方にはゼヒ一度は訪れてもらいたい場所なのであえてご紹介しようと思います。

ヒグマ襲撃の恐怖! 三毛別羆事件とは?

三毛別羆事件」というヒグマが人間に危害を加えた事件をご存知でしょうか?

テレビ番組の「奇跡体験 アンビリーバボー」でも特集が組まれ、再現VTRも放映されていたので、テレビを見て事件について聞いたことのある人は多いかもしれません。

 

事件の概要としては、冬季に冬眠をしなかった(!) ヒグマが人家を数回にわたって襲い、死者7名・重症者3名を出したという熊の獣害としては記録的な被害を出した事件です。

 

Wikipediaや小説「羆嵐」で事件の経緯が詳しく解説されているので、興味がある方は読んでみてください。
(猟奇的な表現が含まれているので、ホラー系が苦手な人は読まない方がよいかもしれません)

 

そして、この三毛別羆事件は北海道の苫前郡で起きた事件なのですが、事件を風化させないために事件当時の様子を再現した施設、「三毛別ヒグマ事件復元現地」が事件現場にあるのです。

 

苫前町の公式ページでは、「現地には、本物の野生の熊が出没することがございますのでご注意下さい!!」という注意書きがリアルに怖い…

 

普通の観光ガイドブックにはまず載らないであろう「三毛別ヒグマ事件復元現地」。

道内各地のマニアックなスポットを回っている私としてはゼヒとも訪問しておきたい場所でしたので、4月後半のゴールデンウィークに現地へ行ってきました。

可愛らしいクマのイラストにホンワカ? 三毛別へのルート

三毛別に行くには、まず札幌方面からだと国道232号(通称オロロンライン)を北上して苫前まで行きます。

札幌から苫前まで高速道路を使っても3時間程度かかるので、この時点でなかなかハードルが高いですね。

 

さらに、国道239号で古丹別市街まで走り、道道1049号というローカルな田舎道で三毛別に向かいます。

地図を見てもらうとわかるのですが、三毛別という場所は周りを山に囲まれた奥地にあり、日本海側から直接行くことができないのです。

古丹別市街から三毛別までの距離は約18㎞、自動車やバイクでも40分程度かかる奥地です。

 

三毛別羆事件が起きたのは北海道開拓まっただ中の1915年、しかも雪が降り積もる冬です。

事件当時は羽幌にヒグマ討伐のための応援を要請したそうなのですが、応援を呼びに行くのも応援が到着するのもかなり時間がかかりそうですね…

 

道道1049号の道中は人家はまばらですが比較的視界が開けていて、道路わきには畑も広がっているのでヒグマの恐怖を感じることはありません。

 

それどころか、可愛らしいヒグマの親子のイラストが描かれた看板がいたるところに設置されていてホンワカしてきそうです(笑)

 

道道1049号は「ベアーロード」という愛称までつけられています。

三毛別にたどり着くまで、三毛別羆事件の凄惨さを感じさせないための戦略なのかもしれません(笑)

 

しかしそれも後半の3㎞程度から様子が変わってきます

まず道路が2車線から1車線に減り、山間のくねくねした道に変わり、人気のない鬱蒼とした森の中に入っていきます。

 

正直、熊が出てきてもおかしくないような雰囲気です。

苫前町のWebページで「本物の野生の熊が出没することがございますのでご注意下さい!!」と警告されているのも頷けます。

 

そして、いつの間にか可愛らしいクマのイラストの看板もまばらになり、だんだんとリアル指向の牙を剥いた、いかにも凶暴な熊の看板が目立ち始めます

 

可愛らしいクマのイラストを見て興味本位で来てしまった人がいたとしたら…恐ろしい手口です(笑)

 

そして最後は道路の舗装も途切れ、砂利路面の広場(駐車エリア?)に到着です。

来た時期が早かったせいか広場から「三毛別ヒグマ事件復元現地」までの道には雪が残っています…

 

これじゃ、いざヒグマが出没しても素早く逃げられないじゃないか…

しかも4月後半、ヒグマが冬眠から覚めてお腹を空かせて苛立っている時期ですよ(笑)

 

さらに、携帯電話の電波も繋がりません。

高まる緊張感を抑えながら「三毛別ヒグマ事件復元現地」まで歩いていくことになります。

三毛別ヒグマ事件復元現地に到着! なんと冬眠中だった!

ヒグマ出没の恐怖と闘いながらどうにか「三毛別ヒグマ事件復元現地」に到着しました。

 

苫前町のWebページでは、人家の屋根まで迫る巨大なヒグマの模型が紹介されていたので、その模型を見るのが三毛別にやって来た目的と言っても過言ではありません。

しかし、そこにあったのは…

 

ブルーシート???

 

ヒグマの模型にも再現された当時のあばら家にもブルーシートが被せられて養生されています…

 

後から気が付きましたが、苫前町のWebページでも「開館期間:5月中旬~10月下旬」と書かれていました。

どうやら、来るのが早すぎたようです…

 

迫力満点のヒグマの模型も、ブルーシートで養生されていると捕獲されたクマのようでなんだか気が抜けるというか、和みます(笑)

 

近くには現場の凄惨さを少しでも和らげるためか(?)、小柄な小熊の模型も置かれています。

つぶらな瞳に癒されますね(笑)

 
 

開館時期であればさらに事件現場を再現したあばら家の中も見ることができるようです。

ただ、「三毛別ヒグマ事件復元現地」にあるのは巨大ヒグマの模型小熊の模型現地を再現したあばら家、あとは事件当時の状況を説明した看板だけです。

 

正直、北海道の自然や食べ物を楽しみに来た普通の観光客におススメできる内容ではありませんね(笑) しかし、道内のマニアックなスポットを狙って行くディープな方には“話のネタ”に訪れてみる価値はあると思います。

凄惨さと癒しが絶妙にバランスした「三毛別ヒグマ事件復元現地」。

ガイドブックに載っているような普通の観光スポットは行きつくしたという人にはぜひ行ってもらいたいスポットでした。

三毛別ヒグマ事件復元現地

住所・電話番号・地図

住所:北海道苫前町字三渓
TEL:0164-64-2212(苫前町 企画振興課 商工観光係)

ストリートビュー

現地のストリートビューが無かったため、最も近いところです。

左手に「三渓羆事件 現地まで約200m」という小さい木の看板を確認できます。

動画

三毛別羆事件の現場へ 体重340kg、体長2.7mエゾ羆 7人死亡3人重症

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん、六線沢熊害事件(ろくせんさわゆうがいじけん)、苫前羆事件(とままえひぐまじけん)とも)とは、1915年(大正4年)12月9日 - 12月14日にかけて、北海道苫前郡苫前村(現:苫前町古丹別)三毛別(現:三渓)六線沢で発生した、日本史上最大規模の獣害(じゅうがい)事件。

羆(ヒグマ)が数度にわたり民家を襲い、開拓民7名が死亡、3名が重傷を負った。

事件を受けて討伐隊が組織され、問題の熊が射殺されたことで事件は終息した。

三毛別ヒグマ事件復元現地

ヒグマファンの間では有名な、苫前町 三毛別ヒグマ事件の復元現場へ行ってきました。大正時代、3日間で10名もの婦女子が殺傷された恐るべき熊害事件現場の雰囲気が感じられます。

とても寂しいところでしたが、ご覧のとおりダート部分はとても短いです、ご興味のある方は是非どうぞ。

2011年7月31日当日はあまりにもアブが多くて、ヘルメットをかぶったままの撮影です。

【4倍速】三毛別羆事件復元現地~苫前町市街地 道道1049号