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廃線跡好きにはたまらない!? 旧国鉄士幌線『タウシュベツ川橋梁』をご紹介【動画あり】

北海道満喫日記 上士幌

北海道上士幌町の糠平湖にある旧国鉄士幌線の『タウシュベツ川橋梁がわきょうりょう』についてご紹介しようと思います。

 

まず、士幌線という路線は帯広駅から分岐して十勝三股までを結んでいた旧国鉄の路線を指します。

国鉄が民営化される直前の1987年に士幌線は全線廃止されたので、道外の人で乗車したり汽車が走っているのを見たことがある人は少ないかもしれませんね。

 

タウシュベツ川橋梁というのは、その旧国鉄士幌線の糠平駅~幌加駅間の糠平湖にかけられたコンクリート製のアーチ橋を指します。

旧国鉄士幌線にはほかにも多数のアーチ橋が残されており、上士幌町のぬかびら温泉郷周辺に点在しています。

それらのアーチ橋は「旧国鉄士幌線アーチ橋群」と呼ばれているのですが、その中でもタウシュベツ川橋梁はその規模の大きさや特徴ある外観から特に人気のある橋なのです。

 

まず、タウシュベツ川橋梁は見に行くところから簡単ではありません

タウシュベツ川橋梁は糠平湖を挟んで国道の反対岸にあり、国道には展望台も整備されているのですが肉眼では小さすぎてその姿はよくわかりません。

 

タウシュベツ川橋梁を近くで見に行こうとした場合、以下の3つの方法のいずれかを取ることになります。

 

【1】糠平三股林道を歩く

国道273号から延びる糠平三股林道を歩けばタウシュベツ川橋梁の近くまで行くことができます。

ただし、林道の距離は4キロ、往復で2時間程度は歩かなければいけません。

 

林道の周辺はヒグマの生息地なので、熊鈴は必携です。

【2】十勝三股林道を車で通る

何年か前までは糠平三股林道を車で走ることもできたのですが、林道の幅が車1台分しかなく、事故が多発したため通行止めとなってしましました。

そのため、夏季に車でタウシュベツ川橋梁にアクセスする場合は、基本的にガイドセンターが主催するツアーに参加することになります。

 

ただし、上士幌市街にある「十勝西部森林管理署東大雪支署」という場所で申請すれば個人でもゲートの鍵を貸してくれるので、自分の車やバイクでアクセスすることも可能です。

鍵を借りる理由を申請書に書かなければいけないのですが、私のときは管理署の人から「観光のため」でいいよと言われました(笑)

借りた鍵は森林管理署に返しに行かなければいけないので、時間に余裕のある人向けと言えます。

【3】凍った糠平湖を歩く

冬季は国道とタウシュベツ川橋梁の間の糠平湖が凍結するため、歩いてタウシュベツ川橋梁に向かうことができます。

夏季に林道を歩くよりも短い距離でアクセスできますが、凍結した湖面の上に雪が積もっているためスキーやスノーシューが必要です。

道具を持っていない場合はガイドセンターでツアーに参加するのが良いと思います。

 
 

私はタウシュベツ川橋梁に春や夏の時期に3回ほど訪れたことがあるのですが、タウシュベツ川橋梁のアーチ全体を見たい場合は春に訪れることをお勧めします。

タウシュベツ川橋梁は糠平湖にかかっている橋なのですが、糠平湖はダムでせき止めて作られた人造湖なため、夏は水量が多くタウシュベツ川橋梁のほとんどが水没してしまうのです。

 

春であればまだ水位が低く、アーチ全体を水が引いた湖底から見ることも可能です。

冬には、凍結した湖面と雪原に浮かぶタウシュベツ川橋梁のアーチを見ることができます。まだ冬に訪れたことがないのでぜひ一度冬も行ってみたいものです。

以下は私が撮影した動画です。

 
 

タウシュベツ川橋梁はコンクリート製ですが、毎年ダム湖の水位の変化で湖底に沈んだり水面から出たりを繰り返すうちに脆くなり崩れてきています

今のところはひと連なりのアーチ橋の形をどうにか保っていますが、もう何年かするとアーチの真ん中が崩れて途切れ途切れのアーチ橋になってしまうかもしれません。

士幌線在りし日のタウシュベツ川橋梁を見たい場合は、早めに訪れることをお勧めします。

 
 

タウシュベツ川橋梁以外にも、旧国鉄士幌線アーチ橋群には味のあるコンクリート製のアーチ橋が国道273号に沿っていくつもあります。

 

その中には国道273号の道路わきからすぐに見ることのできる橋や、昔汽車が通っていたアーチの上を歩くことのできる橋もあるのです。

糠平の街の近くにはアーチ橋を見て回る遊歩道も整備されているのでこちらもお勧めです。

 
 

タウシュベツ川橋梁やその他の旧国鉄士幌線アーチ橋群を見て回る場合は、まずぬかびら温泉郷の町中にある「上士幌町鉄道資料館」を訪れてみてください。

入館料は100円かかりますが、各アーチ橋の位置や名称を示すマップを手に入れることができます。

それだけでなく、旧国鉄士幌線の成り立ちを知ることのできるパネル資料や、沿線が栄えていたころの光景を収めたビデオも視聴できます。

ビデオ視聴だけでも30分程度あり、なかなかのボリュームで楽しめると思います。

 
 

上士幌町鉄道資料館の資料や旧国鉄士幌線アーチ橋群を一通り見て回ってから、旧国鉄士幌線の終着駅「十勝三股」に訪れてみると感慨深いものがあると思います。

十勝三股については、また別のブログ記事でご紹介しようと思います。

タウシュベツ川橋梁

住所・電話番号・地図

住所:北海道上士幌町字ぬかびら源泉郷
TEL:01564-4-2224(上士幌町観光協会)

動画

【4K 】北海道空撮 タウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁を空撮しました。
今にも雨が降りそうなコンディションでした。

タウシュベツ川橋梁の一年

国鉄士幌線旧線の糠平ダム建設によって水没した、タウシュベツ川橋梁の一年を追ってみました。
季節によっての色々な景色とコンクリートアーチ橋が作り出すその風景は糠平湖独特なものだと思います。

Hokkaido Run '14 #2 北海道ツーリング'14#2 改 タウシュベツ橋梁は遠く…

タウシュベツ川橋梁…行けるって聞いてたんですが、やっぱり行けませんでした。

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